葉やツルを動かして返事をしてくれる作物たち 植物と語る
作物が判断力を持つようになると、栽培が楽になります。例えば、葉水を持たなくなり、肥料があっても必要がなければ吸わなくなって、声をかければYES,NOで返事をするようになります(植物と意思を通ずる方法もいろいろあるようですが、特別な例では植物と直接会話のできる方法もあります)。
そうしますと、作物作りがやさしくなります。一般的には「天気の先を読み、今の時点での操作の結果を想定しながらの栽培農家の判断力」で作物の結果が決まります。
しかし、作物の判断力を引き出して作物に任せたら、面白い結果になります(ただし、リーダーに聞いてください)。作物の判断力を引き出すには「土作り」です。というのは、地上部は根によって作られますから、健康な根を作れば判断力を持つようになるのです。天候も教えてくれます。
その土作りとは、もちろん「空気・水・土のバランス、微生物そして微生物の好むミネラル・粘土・腐食を増やすことです。
もっとも、この延長は「発酵合成型の土」になりますが、そうなると発酵した堆肥より生の堆肥の方を土が喜び、より土が力を発揮するようになります。
しかし、ここで見落としてはならないのが「土のエネルギー」です。低い場合は上げる必要があります。エネルギーの無い土地に住んでいる人は病気になるくらいです。独の会社が証明しております。この全てのバランスが取れ、あるレベルになりますと、作物が判断力を持つようになるのです。
◎追記 ある農家さんからですが、あるとき、年寄り夫婦が「明日は私たちが留守になる、若夫婦だけでは大変だな」といっていたら、翌日きゅうりの収量が半分になってしまい、翌日には元に戻りました」との報告がありました。(藤野順弘)
詳しくは 無肥料無農薬スリーエフ農法【公開文集】


