美味しいものは身体に良いもの 

本当に身体に良い作物は、まずその体内に過剰窒素を含有しないもの(出来るだけ少なく)でしょう。簡単にいえば、味が良いもの、美味しいものです。というのは、まずいものは体内に窒素分が多いからです。

そのまずさに通じる窒素分は人の身体に入るとアミノ酸と化合して、ニトロソアミン(ガンを作る有力物質)に変化してしまうそうです。

昔の野菜は美味しかったのに、今のはどうもまずい、との声を聞くことがあります。それは、昔は有機栽培が当たり前でしたが、今は化学肥料主体になっているからです。

ただ、最近は変わってきて、化学肥料ではなく、有機肥料にこだわり、それを使用する有機栽培がもてはやされる時代になってきました。

これは食べる人にとって良いことであり、これからの時代の方向でもありますから、なお一層有機栽培に取り組む農家さんが増えていくと思われます。

しかし、環境の面から考えますと、確かに有機肥料は化学肥料に比べると環境を悪化させることは少なく、いわゆる「地球にやさしい」ということになるでしょう。だけれど有機栽培といえども全く悪化させないとはいえません。

例えば、水に溶けた有機肥料が根に吸われなければ地下水に入るかしますから、その時点で環境を悪化させるわけです。

この観点からみますと、地球環境を悪化させない、永続可能な農業とはいえないのではないでしょうか。更にまずい原因で、しかも身体に悪い作物の体内の窒素成分(未消化窒素)の原因は、光線の不足(悪天候)による光合成不足でもありますので、時代が人の身体に良い物を要求するのであれば、これからの農業は天候に影響されなくなるのです。スリーエフ農法は悪天候に挑戦しています。(平成15年11月27日 藤野順弘)

詳しくは 無肥料無農薬スリーエフ農法【公開文集】

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